放射線を受けるとがんになるの?
医療における放射線検査被ばくは、高線量率の被ばくと比べてはるかに少なく、これまで発がんに関する確証は得られておりません。
放射線による誘発がんは放射線治療症例の約0.1~1%に発生するとされています。放射線治療後約10年以降に生じることが多く、発生確率は放射線の線量に依存するとされています。また悪性リンパ腫の場合は放射線療法を併用すると発生確率が高まるとされています。
このように高線量率の被ばくでは、つまり、数Gy以上の放射線を受けた人々の間からがんが発生しています。
一方、医療における放射線検査被ばくは これらの線量に比べてはるかに少なく、これまで発がんに関する確証は得られておりません。ここで、現実問題として、頻度の高い胸部X線検査を受けた 場合の肺がんの誘発率を計算してみます。胸部X線検査における正面方向撮影で受ける肺の等価線量はおよそ0.3mSvとなります。これは疫学的に影響が出る可能性があるとされている50mSvを遥かに下回っています。
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