胎児が放射線を受けた場合、まず妊娠中のどの時期にどれだけの放射線量を受けたかを知る必要があります。では一体どのくらいの被ばくがあれば中絶を勧めるのがよいのかは専門家の間では、しきい線量の100mGy以上胎児 が被ばくした場合には、中絶を勧めてもよいという合意になっております。し かし、奇形の発生は自然界において色々な要因によって発生していることも歴然たる事実ですので、最終的には夫婦間で相談の上決めることであります。
医療における放射線検査被ばくは、高線量率の被ばくと比べてはるかに少なく、これまで発がんに関する確証は得られておりません。
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放射線検査には被ばくというリスクがあるのは事実です。それでも利用するのはリスクに比べ利益の方がはるかに上回っているからです。放射線検査での被ばくは、人体の安全を確保するという立場に立って最小限に抑えるよう配慮されております。
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人間の特定の集団において放射線が自然の遺伝的影響の発生率を高めているとの例はまだありません。
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通常の放射線による検査においては大線量を受けることはまずありませんので、不妊の心配はいりません。ただし、不妊の原因は複雑であり、放射線を受けたか否に関係なく原発不妊の頻度は世界的にみても10%の夫婦に認められています。
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